航空会社のインターンシップに参加したんだけど、就職先に悩んでるんだよなー。実際インターン参加したけど採用されるのかなー。
就活が全くうまくいかなくて心配だよ。インターンシップに参加してみようかな。実際に内定とかにつながるかな、、、
僕が大学時代に【航空会社のインターンシップに参加した時の実体験】についてお話ししますね。
- 航空会社のインターンシップに参加した人の意見が聞きたい方
- インターンシップに参加することのメリットを知りたい方
- 就活・面接で話す内容に悩んでいる方
- 航空業界の実際の生の声を聞きたい方
- 実際に航空業界で働いている人の声が聞きたい方
▶︎【体験談】航空会社のインターンシップ(2週間)での実体験
航空業界に就職を考えている皆さま
サポート航空のブログでは、現役で航空業界に勤めている僕が、就職・転職・お悩み相談について少しでも役に立てればと思い情報発信をしております。
今回は、僕が大学時代に航空会社のインターンシップに参加して、今現在でも当時のインターンシップ先に勤めている話をします。今の会社での勤続年数は5年目になりますので、中堅層に値する立ち位置で業務を行っております。大学時代のインターンシップは就職活動をしていくにあたって重要なアピールポイントになりますので、僕の実際に参加した時の生の声も是非参考にしてみてください。
インターンシップのメリット
一般的には以下のようなメリットがあげられます。
- 業界・企業・職種理解を深める
- 自己分析を深める
- 人脈を広げる
- 就活の予行演習になる
- 内定に有利になる
- 報酬を受けられる場合がある
- 社会貢献ができる
- 新しい経験ができる
- 自分自身を成長させる
- 将来のキャリアを考える
航空業界のインターンシップ(2週間)に参加した結果
大学時代のインターンシップ先
僕は4年生の国公立大学に通っており、やりたいことや将来の夢などは特になく、だらだらとアルバイトをしながら一人暮らしをしていました。大学3年になるといよいよ周りの友達も就活ムードになり始めて、僕もそれにあやかって合同説明会や企業説明会になどに積極的に参加してみたんですね。それでもやりたいことは見つからず、それっぽい就活生にはなるものの気乗りしないままだらだらと生活しておりました。
そんな中、大学のプログラムでインターンシップに参加できるという授業があり、それに参加すれば単位も取れるとのことで即参加したんですね。そこで出会ったのが今現在でも勤めている会社です。結果的、大学時代にお世話になったインターンシップ先にそのまま入社した流れになります。
航空業界に入社を希望したきっかけ
僕は大学時代にお世話になったインターンシップ先の航空会社にそのまま入社することになったのですが、ぶっちゃけきっかけは大学の授業でしかありません。大学の授業でインターンシップに行っていなければ今の会社とは出会っていません。そんなモチベーションで入社したのですが、今現在でもそれなりにやりがいや楽しみを見つけながら勤めております。
正直、会社に入社するきっかけや志望動機なんかはどうでもいいと思っております。入社当初はモチベーション高く、仕事もバリバリこなしていけるかと思いますが、年月が経ってくると、航空業界だけに限らず給料面や有給取得などでどうしてもモチベーションが上がったり下がったりとするものです。僕は会社に就職する前からこういった考え方を持っていたので入社するきっかけや志望動機はそれほど重要視しておりませんでした(その分面接では相当苦戦しました)。僕のようなモチベーションの低い方にとってはインターンシップという存在が面接や履歴書などでアピールすることができたので大学の授業とはいえ、「きっかけ」があったことに関しては本当にラッキーだったと感じております。
現在の会社に入社した決め手
きっかけインターンシップでしたが、「実際に入社したい」と感じた決め手は、「都合の良さ」というざっくりしたものです。大変申し訳ないのですが、華やかな夢や希望から入社を決めたのではなく、僕自身にとって都合が良いかで判断いたしました。僕の同期や後輩には「小さい時から航空業界に憧れていた」とか「専門学校に通い、やっと夢が叶った」とか、とても響きの良いものが多いのですが、僕の場合はそうではありません。
僕の入社の決め手の「都合の良さ」という理由を具体的に説明いたします。特に都合が良いと感じたのは、福利厚生がしっかりしているところです。新入社員はどこの会社に勤めても最初は必ず給料が低いものです。そうなると福利厚生ができるだけ良いところの方が都合がいいです。飛行機に低価格で乗れたり、ボーナスがしっかり出たり、残業代がきちんと支払われるなど基本ではありますが、基本的なことこそ重要だったりします。加えて、在籍しているだけで「航空業界に勤めていた」という肩書きになるんです。自分のプライベートの時間も確保できてますので入社を決断いたしました。こういった情報は全てインターンシップの際に聞き込みました。実際に働いているスタッフに聞き込みをすることでより正しい情報を手にいれることができるので、その点に関してはインターンシップに参加してよかったと感じております。
実際の業務内容を目の当たりにして
「都合の良さ」で入社したとは言え、僕はインターンシップに参加していましたので実際の業務内容も自分の目で確認し体験することができています。やはり航空業界はそれなりに体育会系で体力的にもきつい場面もありました。それでも、僕にとっては「都合の良い」会社であると感じたのです。実際の現場を見て経験した上で、会社の福利厚生などを比べてみても割に合う条件だったんです。ただ、そんな僕でも全て理屈っぽく判断してきたのではなく、それなりにやりがいに繋がる経験をさせていただくこともありました。
リクルートスーツで空港を全力ダッシュ
インターンシップでは理屈だけではなくやりがいに繋がったことだってあったんです。大学3年の8月頃に参加したのですが、僕たちインターンシップ生には制服の支給はなかったため、リクルートスーツでの参加です。真夏にリクルートスーツは本当にきつかったのですが、それだけではなく、全力ダッシュしなければいけないシーンがありました。
当時のインターンシップ先は空港のグランドスタッフで、到着されるお客さまで乗り継ぎのある方を次の搭乗口まで案内をする業務を任されていました。それも、別の航空会社に乗り継ぐケースで、到着した時点で残り5分しかない状況です。僕は急いでお客さまを見つけ出し、一緒に乗り継ぎのある別の航空会社の搭乗口に向かいました。さらにお客さまは手荷物をたくさん持っていたので、それも担いだままリクルートスーツで空港を全力ダッシュ。結果的にはお客さまは間に合うことができ、無事に飛行機に乗ることができました。
インターンシップの経験から学んだこと
本来であれば、乗り遅れが発生してもお客さま都合になるケースでしたので対応する必要はなかったのですが、大学生の僕にとっては全員がお客さまであって、最終目的地に到着するまでが旅行だと思っており、お客さまが無事に乗り継ぎ便にて出発できたことに安心と喜びを感じました。
やりがいはどんなところにでもあって、なかなか見つけにくいものです。合理的に見て福利厚生などで判断するのも良いですが、目には見えないやりがいの方が長続きしたりします。毎日バタバタとしておりますがそれなりに楽しみを見つけて働いております。