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CAの離婚率は本当に高い?データと実態を共有

CAの彼氏

CAと結婚しても離婚する確率が高いって聞くと、ちょっと考えちゃうよなー。

CAの旦那さん

CAと結婚したばかりなんだけど、そんなこと言われたら心配になる!なにか対策はないの?!


 この記事では、「CAの離婚率」について見解を出しておりますので、これからCAとの結婚を考えている方や現役CAとの結婚生活を送っている皆さまに向けての内容となっております。よくあるのが、CAは離婚率が高いとか、シングルマザーが多いとか言われることがよくありますが、実際のところはどうなのでしょうか。僕の周りのCAさんから体験談や夫婦の現状をお伺いしておりますので、参考程度にみていただければと思います。

  • 「奥さまが現役CA」の旦那さん
  • 交際中の「彼女が現役CA」の彼氏さん

▶︎CAは離婚しやすい?気になる実態は、、、

サポート航空
(28歳 男)

サポート航空 (28歳 男)

新卒で大手日系航空会社に入社。空港グランドスタッフとして4年間勤務。その後グループ会社の法人営業で勤務中。現在「サポート航空」という名前で航空業界で働く皆さまのために、お悩み解決のお役立ち情報を発信中。実際の体験談をもとに皆さまをサポートします。

今回は「CAの離婚率」についてご説明いたします。実際にCAさんからの聞き込み情報も入っているので、ヒアリング情報が元となっております。

結論:CAの離婚率は高いです。

 正直、僕は航空業界に6年間勤めておりますが、CAだけに限らず、グランドスタッフも地上職もエアラインスタッフの離婚率は高い傾向にあります。ただ、このデータは数字で明確に発表されている訳ではありません。あくまでも航空業界に勤めている僕個人の感覚でしかありませんので、参考程度にしていただければと思います

一般的な離婚率は?(厚生労働省)

 厚生労働省が公表している「令和5年(2023) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、令和5年における婚姻件数は47万4717組、離婚件数は18万3808組でした。よって、日本の離婚率は人口1,000人あたりの離婚件数は「1.52」となっております。(2023年)要するに人口1,000人あたり、おおよそ1〜2組が離婚していることになります。これは世界的には離婚率が低いという結果も出ております。

CAの離婚率は?(個人調べ)

 結論、CAの離婚率はとても高いです。細かい数字やデータはありませんので、5年間航空業界に勤めて、毎日CAさんと同じオフィスで業務をする、僕の個人的な感覚値で発表いたします。

既婚者CAさんの3人に1組は離婚している感覚があります。

 もちろん数字やデータはありませんので、信憑性は低いですが、スタッフの人数に対して離婚している方の人数を計算してみると3人に1組ほどになりました。これでも低く見積もって計算をしております。航空業界は情報共有が徹底されているため、プライベートな情報も出回ることがほとんどです。誰が結婚していて、誰がシングルマザーで、誰が浮気不倫をしているなど、プライベートの情報はダダ漏れなので今回のCAの離婚率に関しても正確な数字は出せないもののかなり実態に近い結果になっているかと思います。ちなみに僕が勤めているところは日系大手航空会社です。

「CA=離婚率が高い」というイメージは間違いではない

 世間一般的に言われている「CA=離婚率が高い」というイメージはあながち間違っていないように感じます。実際に僕自身も航空業界に勤めてきて、様々な部署で経験を積んできておりますが、CAは特に離婚率が高いです。理由は様々ありますが、一番大きな理由としては「自立している」ことではないかと推測します。CAとしてのキャリアを続けていきたいという意志と、1人でも十分に生活ができて、シングルマザーとしても経済的に困らないほどの給料をもらえるため、パートナーがいなくても生活ができてしまうというのが大きな理由かと思います。その他にも理由があるかと思いますので、一つずつ説明していきます。

▶︎なぜCAの離婚率が高いのか?理由はこの3つ

不規則な勤務形態が夫婦関係に影響

 航空業界はもちろん、特にCAはフライトによって出勤するリズムが異なってきますので、どうしても不規則な勤務形態になってしまいます。早朝フライトであれば公共交通機関の始発が始まる前に出勤しなければいけないため、朝はタクシーで出勤することもあります。遅い便のフライトであれば、長時間勤務を避けるために、フライト先の土地で一泊してから次の日の昼ごろからフライトをする「ステイ」などもあります。こういった不規則な勤務で直接会っている時間が少ないとどうしても、パートナーの 大切さが薄れたり、1人でも生きていけると感じてしまうこともあります。

海外ステイや出張が多くすれ違いが増える

 国際線で働くCAは海外ステイが増えてくると必然的に自分の家で寝泊まりする時間が短くなります。世界各国を飛び回る国際線CAは国内線よりも体力が必要で、休日は自宅でゆっくり体力を回復したい方が多いと聞いております。よって休日を家族との時間に使ったり、旅行に行ったりすることは体力的にも厳しく、家族サービスが減る傾向にあります。CAとしてのキャリアも続けていきたいが、体力的にもゆっくり休息を取らなければ身体を壊してしまうので、家族サービスが疎かになってしまいます。仕事とプライベートの両立が難しいことから離婚へと繋がってしまうケースが多発しております。

職業上の魅力が浮気・不倫のリスクを高める?

 CAは花形の職業でもあるため世間一般的にも魅力的な仕事であり、身なりに気を遣っていることからステイ先で異性との交際に発展するケースが多々あります。さらに、航空業界特有のフットワークの軽さから浮気・不倫へと発展するケースが多くあります。毎日のように飛行機に乗って県外や国外に行くのが当たり前になっているため、長い間、家を留守にすることがよくあります。パートナーとの時間を過ごすのではなく、ステイ先で出会った人や県外にいる交際相手に会いに行ったりするケースもあります。もちろん、CAの中でも特例ではあるかと思いますが、この話は実際にCAから聞いた内容ではありますので、確率は0ではありません。

▶︎CAとの結婚生活を長続きさせるための対策

 CAとの結婚生活で一番大切なことは、「オープンなコミュニケーションをとって、相手を理解することです。」CAは勤務形態が特殊な上、自宅に帰ってこれる時間も限られているため、コミュニケーションと相手の理解が重要です。日頃から日常の出来事を共有したり、会えない時期でも電話やメッセージでこまめにやりとりしながら、気持ちのすれ違いを防ぐためにオープンなコミュニケーションを心がけましょう。信頼関係を構築しておくことで、必要以上の心配をすることはなく、心身ともに健康な結婚生活を送ることができます。また、結婚後のライフプランについても話し合っておくべきです。CAの仕事は体力的にハードなため、将来的に異動や転職を考える可能性もあります。子育てや住む場所、キャリアチェンジのタイミングなど長期的なビジョンを共有しておくことで、将来のすれ違いを減らすことができます。

 最後に、お互いのプライベートの時間を尊重することも重要です。CAの勤務が不規則な分、夫婦で過ごせる時間が限られることもあります。一緒に過ごせる時は質の高い時間を意識することが大切です。逆に、相手が不在の時には自分の趣味や交友関係を大切にし、孤独感を感じにくい環境を整えるのも一つの方法です。