航空業界から転職希望のあなたへ｜これからの優先順位をサポートします。

▶︎航空業界から転職希望のあなたへ｜これからの優先順位はこれ！

　エアラインスタッフのあなたへ。

　日々の業務お疲れさまです。航空業界の仕事って毎日が激務すぎて給料と見合っていないように感じますよね。業務量はもちろん、人間関係も面倒臭いし、お客さま対応もエネルギーを使うし、嫌気がさしてくる気持ちすごくわかります（それでも航空業界で働いている自分もいますよね）。ただ、今回に関しましては、いよいよ転職を考えている方向けの内容となっておりますので、航空業界から転職希望（航空業界→〇〇〇）の方は最後まで見ていただけたらと思います。

　僕は現役で航空業界に勤めているので、皆さんがとてもハイスペックで、ものすごいスキルを持っていることはよく理解しています。ただ、今の職場から離れたいという理由だけ感情的に動き出すのでは勿体無いので、一つずつ優先順位を付けながら一緒に丁寧に行動していきましょう。

STEP0：自分のスキルを整理してみる

あなたは航空業界でどんなスキルを身につけましたか？

　これから転職活動をする上で、あなたは企業に対してどのようなアピールができますか？どのようなスキルを希望先の企業で活かすことができますか？航空業界で身に付くスキルは専門性が高くて特殊なことが多く、なかなか言葉で表現するのは難しいかと思います。航空業界の業務はサービス提供も行いながら体力の必要な場面が多く、繊細さと泥臭さがあります。CA・グランドスタッフ・グランドハンドリング・整備など、それぞれ得意なスキルが異なりますので、一度自分の持っているスキルを整理してみましょう。

　特別なスキル・実績・成功体験などが有れば、アピールポイントとして広げやすいので、これまでの経歴を思い出しながら振り返って見ましょう。もし、あまり思い浮かばない場合には、職歴や経歴について相談してくれるWebサービスを利用するのも一つの手です。

STEP1：転職したい理由を明確にする

「転職したい」と思った理由はなんですか？

　転職を希望する理由を明確にしておきましょう。これから実際に転職活動を行なっていくに当たって、転職したい理由を明確に持っていなければ、転職希望先の人事部から見透かされてしまい、あまり考えていない人のような印象を与えてしまう可能性もあります。まず今回の転職がポジティブな理由なのか、ネガティブな理由なのかが重要になってきます。例えば、ポジティブな理由だと「キャリアアップ」「スキル向上」などがあり、ネガティブな理由だと「給与・待遇への不満」「長時間労働・人間関係」などがあります。ほとんどの方が、今の職場にネガティブな感情が生まれて転職を考えるようになったのではないでしょうか。表現の仕方によっては表裏一体ですので、とにかく、自分にとって一番大切な転職条件がなんなのかを明確にすることが大切です。

　自分の転職条件を箇条書きにして、優先順位を付けて並べてみるのも方法の一つです。転職において譲れないものを挙げてみましょう。「なぜ転職したいのか」「なぜこの業界を希望するのか」の理由をしっかりと言葉で説明できるくらいにはしておくことで、書類や面接でもしっかりと気持ちの乗った説得力のある表現ができるようになります。必ずしも転職理由がポジティブな内容でなければいけないのではなく、なぜこのタイミングで転職を希望するのかは自分なりに整理して明確にしておきましょう。

　加えて、航空業界から別の業界へ転職を希望する人は、「本当にやりたいことが転職先でしかできないことなのか」を再度考えてみてください。自分たちは気づいていないかもしれませんが、航空業界の会社はどこも大手企業で名の知れた会社しかありません。どうしてもやりたいことが今の会社ではできないのか、転職しなければ解決できないのかを考え直し、意思を固めておくことをおすすめします。

STEP2：今の職場をよく理解する（福利厚生・働き方）

今はどんな会社で働いていますか？

勤務時間

　あなたは1日の何時間働いてますか？もちろん、日によってまちまちかもしれませんが、おおよその1日の平均の勤務時間を出してみてください。サービス残業をさせられている場合はその時間も含めてください。ちなみに僕は1日7時間30分勤務で月平均残業時間は2時間です。さらに、仕事以外のプライベートの時間は十分に確保できているかも計算してみてください。おうちでも仕事のことを考えていたり、勤務時間内にやるべきことをおうちでも取り掛かっていませんか？今の仕事が自分自身に及ぼす影響がどれほどなのかについて改めて考えていただきたいです。

残業時間

　あなたの会社では残業代は支払われていますか？シフト勤務であれば時間を超えた場合、1分単位で残業代を受け取らなければいけません。もし仮に1日15分の残業を月に20日行なったと仮定しましょう。すると、15分×20日=300分で5時間になります。それが1年間続いたとしたら、60時間になります。1日8時間勤務の人からすると1年間に7日もタダ働きしていることになります。残業代を安く見積もってはいけません。サービス残業も同じです。

有給消化率

　有給とは従業員に与えられた権利です。有給を使いたいのに上司が許可してくれないとか、有給希望を提出できない雰囲気が社内にあるとか。有給は使うために支給されているのです。もちろん、忙しい時期は断られるとかはあるかもしれませんが、全く有給が使えない組織なのであれば、場所を変えて働くことをおすすめします。国の方針に背くような会社で一生懸命に頑張る必要はありません。

人間関係

　社会人が会社で働いていくにあたって、「人間関係」は切っても切り離せない関係にあります。皆さんの会社の人間関係は良好でしょうか？上司や先輩との関係性は上手く築けていますでしょうか？航空業界の人間関係はかなり複雑なケースが多い気がします。職場の仲間とは毎日付き合う相手になるので、居心地の悪い環境なのであればできるだけ早めに離れることをおすすめします。無理をする必要はありません。

給料問題

　航空業界の給料って本当に安いですよね。私生活を送っていくだけでギリギリで、欲しいものは買えないし、行きたいところにもいけないし、外食なんてもってのほかです。唯一のメリットとしては、今働いている航空会社からの給料が最低ラインと捉えることができるため、これから転職活動をする際には確実に給料アップが見込まれます。ただ、ボーナスはしっかりもらえることが多いため、総額して年収を計算してから転職するべきなのかを考えてみてください。

STEP3：転職先の業界研究・人事部の求めている人材の想像

　当たり前ですが、転職先の業界研究は必ず行っておきましょう。なぜその業界・企業を選ぶのか、その企業でなければいけない理由はなんなのか。要するに、志望動機に直結してくるところです。僕が書類・面接等で意識しているところは「企業の人事部が何を求めているのか」を徹底的に想像して、必要な人材であることをアピールすることです。例えば、どこの企業の人事部も共通して言えることは、「採用した人材には絶対にやめて欲しくない」と考えます。なぜなら、人事採用には莫大なコストがかかっており、採用した人材が簡単に辞めてしまったら、人事担当のメンツが潰れてしまうからです。なので人事部は優秀な人材を獲得すると同時に、すぐに辞めない人材を探しています。このように、人事部が何を求めているのかを本質的に捉えて、自分のアピールポイントに盛り込んでいくことが大切です。

STEP4：自分のリスク許容度を把握する

　転職活動をする前に、今の自分がどれほどのリスクを取れる状況なのかを把握しておきましょう。例えば、もし独身で一人暮らしをしている若者であれば、場所の移動や働き方の変化などでも対応できるかもしれないのでかなりのリスクは取れるかと思います。思い切って引っ越しも視野に入れた転職もできますし、もしかすると、海外にも目を向けることができるかもしれません。反対に、家族がいて子供もいて新築の一軒家に住む大黒柱だと、どうしても、大きなリスクを取ることには抵抗があるかもしれません。自分自身がどういった状況下にいるのか、何を目指していて、どのような転職だと成功と言えるのかを今一度、自分のリスク許容度を理解しておくことでより良い転職へと導いてくれます。

▶︎STEP5：転職エージェントを利用して転職活動！

転職エージェントを最大限活用する

　転職エージェントでは求人紹介だけでなく、転職活動における企業選びから履歴書添削・面接対策など幅広くサポートを受けることができます。さらに、利用者の皆さまは無料で転職エージェントに登録することができ、無料でサポートを受けることができるため、「より良い企業で勤めたい」「納得のいく転職がしたい」と考える方にとっては利用する価値があります。これから利用していくにあたってのポイントを3つ説明いたしますので、ご参考にしてください。

• 自分に合ったエージェントの選定
• 複数エージェントを併用して良いとこ取り
• エージェントとのコミュニケーション

自分に合ったエージェントの選定

　まず転職エージェント選びに関しては、業界特化型エージェントを選ぶことをおすすめします。例えば、「航空業界からの転職に特化」「20代の転職に特化」「地方への転職に特化」など、何かの業界に特化している転職エージェントの方がその道のプロフェッショナルなため、転職の成功確率が確実にアップします。ただ、リクルートやマイナビといった大手転職エージェントの方が実績や経験が豊富なため、大手企業への転職を希望する方にはこちらをおすすめします。それぞれの立場や転職希望先に応じて選んでいきましょう。

複数エージェントを併用して良いとこ取り

　基本的には転職エージェントは一社に絞らず、大手と特化型を併用することで求人の幅を広げることができます。1つのエージェントだけを利用してしまうと、転職希望先も必然的に偏ってしまいバランスの取れた転職活動とはいえなくなってしまいます。転職希望先がある程度決まっている場合でも、複数のエージェントをかえすことで気づきや学びが増え、納得のいく転職に繋げることができます。ただ、自分に合わないエージェントの場合は無理に付き合わず、別のエージェントを選ぶことも大切です。

エージェントとのコミュニケーション

　今回の転職にて、「どのスキルを活かしたいか」「どんな業界や職種を希望するか」「どうなると転職が成功と言えるのか」を明確にエージェントに伝えましょう。希望条件を具体的に伝えることは、納得のいく転職に直結します。自分の考えていることや転職における条件など、担当のエージェントへしっかり伝えておくことが転職の成功へ導いてくれます。実際は担当エージェントとまめに連絡を取り合うことになるため、少し面倒な部分はありますが、転職は人生の中でも大きな分岐点になるので丁寧に進めていきましょう。

会話例）

面接や書類作成のアドバイスを活用

　転職エージェントが決まって、担当者とのコミュニケーションが取れたら転職する方向性の確認をし、実際にES添削や面接対策に取り掛かります。誰でも転職自体はあまり経験したことがないので、手順や攻略法など勝手がわからないかと思います。航空業界で身につけたスキルを他業界でも通用するように言葉遣いや表現方法などプロの方々にブラッシュアップしてもらいます。自分の力だけで書類を書いてしまうとどうしても偏った内容になったり、誤字脱字が出てきてしまいます。客観的にみることのできる転職エージェントを最大限に利用して、質の高い履歴書を作成しましょう。

　面接に限っても同様に、一人で繰り返し練習したとしても、客観的にみてくれる存在がとても重要です。相手からどのように見えているのか、どのような表現が伝わりやすいのかを転職エージェントと一緒に詰めていきましょう。

希望条件の優先順位を決める

希望条件をリスト化する

　まずは自分が転職で何を求めているのかを簡単に箇条書きでリスト化してみましょう。

• 年収（現在の年収よりアップを希望するか、生活維持ができればよいのか）
• 勤務地（通勤時間、引っ越しの可否、リモートワークの可否など）
• 通勤時間（引っ越しの可否、リモートワークの可否など）
• 勤務時間・休日（シフト制から土日休みの仕事に変わりたいのか、残業の少ない仕事を希望するのか）
• キャリアアップ（長期的に成長できるポジションや役職を目指せるか）
• 業界・職種（航空業界での経験を活かすか、新しい分野で挑戦するか）

優先順位を明確にする

譲れない条件（Must）

例：年収〇万円以上、通勤1時間以内、ワークライフバランスの確保。

妥協できる条件（Want）

例：業界の特定性、勤務時間の詳細（9時始業など）。

▶︎あなたにピッタリな転職エージェントを紹介！

【第二新卒・既卒向け】ジール転職エージェント

30秒で登録完了・最短2週間で内定決定

正式名称	最短2週間で内定獲得ができるジール就職エージェント
運営会社	株式会社ジールコミュニケーションズ
利用環境	PC・スマホ
利用料金	完全無料

STEP 2：完了！（簡単30秒）

【24〜29歳向け】マイナビジョブ20’sスカウト

登録して待っているだけでスカウトが来る転職エージェント

正式名称	20代専門転職スカウトサービス｜マイナビジョブ20’sスカウト
運営会社	株式会社マイナビ
利用環境	PC・スマホ
利用料金	完全無料